・08.09(TUE) 最終回 | |
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精悍な姿、もう親とさほど変わりません |
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3週間以上立ちました、親は近くにいません |
今年は4ヶ所のアオバが観察できました、雛は3羽と2羽が2ヶ所づつです、アオバの場合2羽か3羽が多く1羽または4羽というのはまだ見たことがありません。巣立って1週間以内では2羽の親が、これを過ぎるとどちらか1羽の親が並んでいる場合が多いようです、さらに□□のように日数が経過すると雛の近くに親の姿が見あたりません。巣立った頃の雛は周囲の様子が珍しいのか音や動くものに反応して大きな目を開いて見ていますが10日もすると慣れてきて滅多なことでは起きません、風が吹いて体温を放出するためにたまに起きて延びや羽繕いをしますがほとんど寝ています。すぐ横に親がいる場合、何か変化があり雛は寝ていても親は片目を薄く開いて様子を確認します。□□□では巣立ってまもなく杉の中に入ってしまいましたが数日おきに昼間の居場所をかえます、しかもだんだんわかりにくい場所にかえていくようで見つけるのが大変になります。この後はいつまでいるのかということですが北で繁殖して秋に南にかえる一般的な夏鳥と同じようにこれは気候に関係している問題ではないかと思っています。 |
・08.01(MON) あっけない巣立ち |
7時チョイ過ぎに現場到着、すでに時たま雛の頭が樹洞から見え隠れしているので急いで機材の準備をする。昨日同様×3コンバ−タ−+IRライト付きTRV10をセットして画面を見ていると昨晩よりも勢いよく左右に頭を振る様子がよく分かる。雛が大きな声でリィリィリィリィリィ−と鳴いてももう親は餌を運ばない、静かにしていると目まで、首まで、胸まで、胴までと時間をかけて順に少しづつ姿を見せてくれる。しばらくすると雛が今までにない行動に出た、樹洞の中をてっぺんまでよじ登ってそこから外の様子をうかがっている、そしてイッキに4mくらい離れた正面の木の葉の中に飛び移った。7時30分過ぎ、長く観察していたわりにはチョットあっけない巣立ちだったがこれだけ勢いよく飛べれば昨年のように落ちることはないだろう。しばらくしてもう1羽の雛の顔が見えだした。最初の雛同様少しづつ姿を現し外の様子をうかがっていた。9時少し過ぎ、親の運んできた餌を受け取ってからは穴にもぐってしまい姿を現わさなくなってしまった。いずれこの雛も今夜、遅くとも明晩の早い時間帯には巣立つだろう。2羽の雛がそろって樹洞に並ぶ姿を期待していたけれど、どうも2羽の場合は難しそうです。 |
・07.29(FRI) 状況報告 | |
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・07.23(SAT) 3年越し |
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声を聞いたのはもうだいぶ前のことです、少なくとも3年くらい前、付近のケヤキにはアオバにちょうどいいくらいの穴があいていたけれど姿が確認できませんでした。今日行ってみるとかすかに雛の鳴き声が聞こえました、近づいて地面を見るとわずかに白い糞、上を見上げると横枝にボ−ルのようなものがくっついていました、でついに発見。×30の接眼レンズで親2羽と雛2羽が入るほどかたまっていました。4羽がこんなに近づいているアオバを見たのは久しぶりです、が残念なことに雛2羽は後ろ向きでした。反対側からやっと見える場所を探してなんとかワンペアをゲットしました。E7900の画像はなめらかでまずまずといったところですが不思議とピントが来ないときがあります。 |
・07.17(SUN) □□□、巣立つ |
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□□□のアオバの雛1羽がご覧のように巣立ちました、5/29に定位置のデ−タがあるので雌が樹洞に入ってから約50日、孵化から約4週間後でちょっと長めです。巣立った1羽目の雛は親に付き添われて檜の枝に止まっていました、もう2羽がまだ樹洞の中にいるということで先ほど見に行って来ました。7時過ぎ2羽目の雛が樹洞から顔を出し10分ほど様子を見た後に飛び立ちました。しばらくして3羽目が出てきてこれもすぐに飛び出しました。その後はパニック状態です。 |
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2羽の親が餌を運んで飛び回り、雛はじっとしていられず餌をねだって飛び回る、こんな状態が1時間ほど続いた後、先ほどまでの様子が嘘のように静かになりました、雛は餌をもらって落ち着いたということでしょうか。巣立ち直後にこれほど勢いよく飛び回るアオバの雛を見たのは初めてです。右の画像は3羽目の雛ですが巣立った後もう一度樹洞に戻って縁に止まりました。狙いが絞りきれずにこれがやっとの撮影でした。明朝が楽しみです。
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・ 07.08(FRI) □□□孵化 |
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・ 06.25(SAT) 定位置のアオバ | |
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フクロウの観察が長引いたためにしばらくぶりになってしまいましたがアオバ再開です。□□□は昨年とは違う巣穴正面の木に止まっています(左)、ご近所の方の話によると今年は何回か止まる位置が変わったそうです。下でサッカ−をして遊ぶ子供たちをたまに目をひらいて見ています。右は□□□、フクロウが巣立ってまもなく定位置につきました、そのときが下の画像ですが今は昨年と同じ木に止まっています。今年の観察はこの2ヶ所になりそうです。 |
・ 05.29(SUN) □□□のアオバ | |||||||||||||||||
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フクロウの様子を見に行った4月の終わり頃、今年度初、ここのアオバを確認した。フクロウに追われながら番で飛び回っていたが、その腹いせか雛が樹洞から顔を出すと盛んに体当たりして威嚇していた。昨年アオバが使った巣はフクロウが昨年今年と使ったものと同じなので次が待っているから早く出てもらいたかったのかもしれない。今日、フクロウの様子を見に行くとアオバが杉の木のかなり低い枝に止まっていた、じっとして人が近づいてもまったく逃げようとはしない、聞いてみると数日前からこの付近の枝に止まりじっとしているという、ということは時期的には少し早いような気もするが雌が樹洞に入って卵を温めている可能性がある。他の場所のアオバは日中に見に行っても居所がまだ分からない、巣立ちは7月最終週か8月のはじめだと思う。フクロウの巣立ちは昨年、今年とも5月の18日で同じ日だったからやはり少し早いような気がする。フクロウ同様、ここのアオバは人に慣れてしまったのかもしれない。 | ||||||||||||||||
・ 05.09(MON) □□□のアオバ |
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昨年、一昨年とアオバの巣立ちを観察させていただいた自宅から□Km程のところにある□□□、明るい時間に何度か様子を見に行ってみたけれどどこかに隠れているらしく姿を見つけられなかった。この神社には樹液のでる大きなクヌギの木があり、しかもアオバが営巣する木のすぐ横に一晩中点きっぱなしの街灯がある、巣立ちの頃にはこの光に甲虫や蛾がいっぱい集まってきて雛に与える餌には全く困らないという好条件、今年の冬に樹洞の横の太い枝を切ってしまい環境が変わったことで少し心配していたが行ってみると今年もすでにやってきて昨年と全く同じ枝に番で止まっていた。澄んだ鳴き声を録音したかったけれど灯りの下に人がいてうまく鳴いてはくれなかった、これは次回にお預け。とりあえず画像だけ車の中からデジスコ+ス−パ−ライトで撮影してみた、赤目は仕方がない。フクロウの撮影が一段落する頃にはゆっくりと観察したいと思っている。 | ||||||||||||||||
・04.28(THU) デジスト実践投入 |
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フクロウの様子を見に□□に出掛けた。車の中でじっとしていると3mくらい離れたすぐ横の塔婆にアオバが止まっていた。ここに来てまだまもないんだろう、あまり大きな声では鳴かない。デジカメでもそのまま撮れる程の距離、一応やってみるがF4.9より絞りが開かず真っ暗、で道具を取り出してみた。本当はフクロウを撮影したかったんだけれども初のデジスト実践投入は□□の塔婆に止まるアオバになってしまった。
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