2004

 05
  


・ 08.15(SUN) アオバ最終回



・ 08.08(SUN) そ
、そんなバカな!

  6日の夕方、様子を見に行くと2羽の親が見張りの定位置にいた、しばらくして2羽の雛が樹洞から顔を出した、昨晩少なくとも1羽は巣立ったはずなのに様子が変、行き先に困って穴に戻ってしまったのか、が顔を出した雛は突然の雷の音に驚き樹洞にもぐってしまったので観察はそこまで。で昨日、並ぶ親子に期待しながら出かけると2羽の親はまだ見張りの定位置にいた、雛は見あたらない、夕方2羽の雛が樹洞から顔を出した、しかもうち1羽は3mほど離れた枝に飛び移りそこで親から餌をもらっていた、雨がやみそうもないので観察打ち切り。今日こそ並ぶ親子に期待しながら出かけると2羽の親がまたも見張りの定位置にいた、雛は見あたらない、夕方2羽の雛が樹洞から顔を出した、うち1羽はしばらく様子を見ていた後3mほど離れた枝に飛び移りそこで親から餌をもらっていた、画像は残された雛。文章も画像も同じモノの繰り返しになってしまったがこんなことってアリ …?、もう疲れました、まいりました、ここのアオバには完全に降参です。



・ 08.05(THU) □□ やっと巣立つ

  先週末の状況からすると今日あたりが怪しいと思い夕方出かけてみた。やはりPさん、Tさんがお待ちかね、様子を伺うとまだとのこと。方向を変えて様子を見るとさっそく2羽が顔を出している、しばらくして1羽はひっこんでしまったがもう1羽が左の画像、穴は下の陰になっている所、ここからはい出して近くには飛び移れそうな木もなく、上にも下にも行けず困った様子でこのままじっとしていた。すぐ横にセミがとまっているがまだ何か分からないよう。ひっこんだ雛も明日には巣立つろう。この雛、なんとか今夜を無事に越えてほしい。



・ 08.01(SUN) 雌雄の区別
 


 


 

  アオバを見ていていつも気になっていたことがある、孵化する前は見張りが雄で雌は樹洞の中、くらいの区別はしていたがあまりにも似ているので雌が樹洞から出た後は雌雄の区別がつかない。昨日の画像を見ていて気が付いた、見張りをしていた雄は昨日も同じ木に、孵化後 に出てきた雌が別の木に止まっていたことになる。理由は尾羽、左はまったくばらけていないが右は先がバラバラ、きっと樹洞の中にいたために擦れたのだろう。体型的には雄はほっそり、雌はふっくらしていると聞いたことがあるがそのとおり、この区別、どんなもんだろうか。



・ 07.31(SAT) 状況報告

  7月の末日、西に向かって移動した台風10号の影響か、天候は不順で異常に蒸し暑い。□□□は変化ナシ、□□□は今日は居所不明、□□□は状況不明、□□は午後にでも様子を見に行ってみよう。□□□でこの画像の撮影後、右の雛が少し右側に移動した、すると近くにいた親が左の雛の横に並んだ。アオバの親子の横並びの写真をよく見るがこれはどうも雛が親のいるところによっていくのではなく、雛がバラバラにならないように親が見張っているような気がする。アオバを観察していて一番思うのは子育てに対する親の執念か、先日の不幸が残念でならない、残った雛はいつまでこのかわいい姿を見せてくれるだろう。

期間限定、プレゼント画像のダウンロードは終了しました

  で、午後の□□、26日に行ったとき、樹洞正面の木に止まっていたアオバ(左の木)には気が付いたが今日はもう1羽(右の木)がいた。Pさんに聞くと20日頃から出ていたとのこと、どうも前回は気が付かなかったらしい。7時ちょうどに飛び立ち餌を運び始めた、雛はたまに小声で鳴いているが親は樹洞にもぐり込んで餌を与えているし顔を出さない、餌運びの様子からすると巣立ちは一週間以内というところだろうかな。
 


 


 


・ 07.27(TUE)  不幸な出来事

  親が2羽とも近くにいるのでそう離れて止まっているはずはない。昨日、今日とも雛が2羽しか見あたらないのでまさかとは思っていたが1羽が落ちて猫にやられたことを近くで見ていた方から聞いた。かわいそうに□□の片隅に仰向けになって横たわっていた。日曜日に巣立った2羽の雛のうちの片方は巣穴から直接向かいの葉の中に飛び込んだとのこと、私が行ったときには細い枝先に止まり身動きできない状態だった、この雛が気になってはいた、早すぎる巣立ちだったのか。残った2羽はご覧のとおり親に付き添われてあどけない姿を見せてくれていた。
 



・ 07.26(MON)  □□のアオバ

  今年の最初のアオバの声はたしか4月下旬に□□□のフクロウを探しに行ったときに聞いた。□□□は2羽、SS神社は3羽の雛が無事に巣立ち一段落したので久しぶりに□□に行ってみた。ここには大きなケヤキの木は2本しかないにもかかわらずフクロウが繁殖し、続いてアオバも繁殖している、風が吹けばイイ感じに塔婆がカタカタと音をたてる環境が幸いしているかも。Tさんによるとフクロウは5月の中旬に巣立ち6月の終わりまでいたとのこと。今日1羽のアオバがケヤキの木に向かって定位置に立っていた、見つめているのは雛のいる樹洞か。もう1羽を探したが見つからない、他に比べるとフクロウの巣立ちは10日近くも遅い、それからアオバが繁殖したとすればアオバの巣立ちももう少し時間がかかるような気がする、それでもまだ雌が樹洞に入っていることはないと思うがさてどうなることか。


・ 07.25(SUN)  落ちた雛を戻した

  今日は出かけられなかったので7時頃Tさんに連絡を入れてみると2羽とも巣立ち寸前とのこと、その後Tさんから連絡を頂き2羽が巣立ち、しかしうち1羽が落ちた …。心配になってついいってしまった。落ちた雛はチョット低目の桜の木の枝に止まっていたが私が近づくと飛ばれてしまった、大失敗。雛は20mほどを滑空して神社の柵を越え隣家の裏庭に落ちた。この辺は猫もよくうろついていたのでやはり上げた方がいい、夜分で申し訳なかったがご近所からハシゴをお借りしてなんとか適当な高さの枝まで戻した。TさんとPさんにハシゴを押さえていてもらい私が登ったので気が付かなかったが左脇腹に何かが当たったような、後で聞くと近くで見ていたアオバの親が私にぶつかってきたとのこと、やはり夜は気を付けた方がいい。どうも巣立ち直後の雛は出た場所によってはうまくバランスがとれないのかよく落ちる、その晩さえ無事過ぎれば大丈夫だと思うのだが。


・ 07.24(SAT)  □□□の巣立ち雛と□□□の巣立ち

  無事に巣立ったに□□□の雛は2羽が仲良く並んで葉の奥の方の枝に止まっていた、画像では見えないがすぐ横に親が1羽寄り添い、少し離れた枝にもう1羽、こちらは見張りをしている模様。暗くてなかなかよい場所には出てきてくれない。首をぐりぐり回したり、背伸びをしたり雛の行動はいくら見ていても飽きることがない。デジスコをしながら様子を観察しているとPさんがやって来た。PさんはTさんと一緒に1ヶ月間、毎朝□□のフクロウの観察に通い、しかも先月は北海道の温泉までシマフクロウの撮影のために1週間も行ってきたという意欲的な方、実は昨晩も□□□で一緒に撮影をさせていただいた。のっぴきならない用事があるとのことで残念にも少し早めに切り上げられたが2度目の給餌はよかったですよ、ホント、たぶん今夜がヤマですよ、ヤマ。

   やっぱヤマはきた。□□□に着くなりさっそく樹洞から2羽の雛が顔を出し始め、そのうちの1羽が午後7時26分に巣立った。まだうまく飛べない雛は幹をよじ登りやっと枝に移ったがやはり落ちた。運良く木の股で止まりそこで2時間ほどじっとしていたあと親の運ぶ餌につられ徐々に上に登り、ついに鳴き声はするものの行方不明に。もう顔を出しても1羽だろうと思っていたらまだ2羽が樹洞からかわいい姿を見せてくれた、しかもすぐにでも巣立てる状態。こうなってしまっては帰るに帰れずしばらく様子を見させていただいたがこちらもだいぶ疲れてきたのであとはアオバまかせにして観察を切り上げた、これでやっと日中だけの観察にできそう。
 



巣立った雛
 



まだ2羽が残っていた
 

・ 07.20(TUE) 2羽目の巣立ち

  気になったので仕事帰りに□□□にちょこっと寄らせていただいた。7時30分到着、サンルーフを開けて見上げるとすでに雛が樹洞の左縁を登り始めている、今日はやる気満々、と見あげていると左に木の葉の中に距離約3mをイッキに翼をひろげて飛び移ってしまた。午後7時36分の2羽目の雛の巣立ちは3日間も待った割にはあっけなかった。雛が飛び移った葉のあたりをしばらく見上げていると、いきなりガサガサガサッと何かが落ちる音がした、前回の事があったのであわてて地面を見るが何もいない、その後もう一度頭の上あたりでガサゴソと、すぐ近くの低い枝になんとかひっかかって止まったらしい、体勢を立て直して見せてくれたのが先ほどの失態を想像できないこの凛々しい姿。近くの枝に止まる親に見守られながらしばらくじっとしていた。
  今年の雛は2羽だった模様、ついさき程までカワイイ雛の姿を見せてくれた樹洞をライトアップするともう何もいない、巣立ちはうれしいがなにかチョットだけ寂しい気分になってしまった。


・ 07.19(MON) ワンペア


 


 

  左の雛、昨晩はこんなかんじで樹洞の下ばかりにいて登っていく気配がない、親も適当に餌を与えていた。今日1羽の親は樹洞横のいつもの枝に止まっていた、この雛の巣立ちは今夜だろう、もうかなりこちらも疲れてきた。いっぽう一昨日巣立った宙づり君はもう1羽の親が寄り添い杉の木の枯れ枝に止まっていた。2ペアかフルハウスあたりを狙っていたのだが、ムゥ〜うまくいかないな。□□□は今のところ変化はないが今週末まで待ってくれるだろうか。


・ 07.18(SUN) ついに巣立ち、すぐ落下



土曜の夜の様子
 



日曜の朝、木に戻した雛
 

  甲府の夏は暑い、先日の最高気温は38℃を超えた、35℃以上はもう当たり前だからだろうか、昨夜樹洞から雛2羽がかわいい顔を出してくれた、1年ぶりのご対面は昨年よりも10日近く早い。リリリ−と虫のような声で鳴いているが親はもうほとんど餌を運ばない。いつまでも見ていたかったけれどあまり迷惑をかけてもいけないので適当な時間に切り上げて帰ってきたところ今朝、一緒に観察していたTさんから連絡が入った。「雛の足が枝に絡まり死んでいる …」、まだ、寝ぼけていてよく分からないままとにかく急いで様子を見に行ってみた。細い枝の先に雛の片足が絡まり宙づり状態、確かに動かないので死んでいるようにも見えたが実は生きていた。どうも昨夜巣立った雛の1羽がどういうわけか枝先までいき落ちるのもイヤだし困って必死に片足で枝をつかんでぶら下がっていたらしい。雛はどのくらい宙づりをやっていたんだろう、 このままでも良かったんだろうがいずれは堪えきれなくなり落ちる、手の届く低い枝だったので捕まえてご近所からハシゴを借り木の幹に戻した、少し安心した様子でこちらを見てしばらくじっとしていた。 昨晩の様子から見るともう1羽も今夜巣立つだろう。


・ 07.15(THU) 餌運びの状況

  このくらい同じポ−ズのアオバばかりだとご覧になっている方には飽きられそうだが、とにかく日中はじっとしていることだけは分かっていただけると思う。今日は画像ナシの特ダネ?S神社の夜の様子を報告したい、でどうかというと7時過ぎになると見違えるほど活発に餌を捕り飛びまわっている、もちろん一応アオバもフクロウだから無音で飛ぶ。餌運びは日曜日、30分で20回ほど、火曜日は10分おきくらい、そして今日は前回と同じくらいだが餌やりの時に親が樹洞の中にもぐり込まない、回数が減った分だけ雛が餌を欲しがり上がってきている、でチョットだけだがついに顔を出した。□□□はこちらよりも少し早そうだし連日35℃を越える暑さなので今度の連休あたりがヤマかも ‥‥ 。
 大事なことを追加、突然リモコンがイカレタ、電源が入らない、やはりうわさどおりモノのだった。とりあえず2月にホビ−ズワ−ルドにいったとき購入したタ−ボさんとこのレリ−ズがあったので張り付けた、コレけっこう安心して使える。
 

・ 07.10(SAT) 雌が樹洞をでる 

  昨日の夕方、□□□に様子を見に行くとTさんが撮影に来た、私も状況を知りたかったので照明係をさせていただき一緒に観察をさせていただいた。7時過ぎから9時少し前までもう本格的に餌運びが始まっていた。昼中はどうかと思い今日2ケ所の□□□をまわってみる と‥‥
 


□□□のハシクロ君(右)は近くの杉の木に、雌がハシクロ君の止まっていた枝にいた
 


□□□のイケメン君(右)とひょうきんな表情の奥さんも巣穴から出ていて同じ木に止まっていた
 

  □□□を管理しているSさんというご年輩の方にここのアオバの様子を教えていただいた。町中では滅多にない真夏でも涼しい□□でご近所の方の憩いの場になっている、アオバの成長なども楽しみにしているそうな、6年連続して繁殖していて例年の巣立ちは7月中旬とのこと。ご苦労もあるそうだがたいへん有り難いことです。


・ 07.07(WED) 雌 現れる  



育児にちょっとお疲れぎみの様子 
 

  何か変化はあるだろうかと思って仕事帰りにチョットだけ□□□に寄ってみた。雄はいつもどおりの枝にじっと止まっていたが、ご覧のとおり雌のアオバが樹洞から体をみせていた。これは何故なんだろうか、外灯の近くには甲虫の羽根や頭が落ちていたし状況からすると孵化は間違いなさそう、あとは餌をくわえて穴に飛びこむかどうかの確認だけ、がこのへんにはあまりこだわらずにもう少し待つことにしよう。
  デジスコで撮ろうと思ったらカメラの液晶がつかない、タイマ−で押して家に帰って調べたらリモコンのバッテリ−切れ、日頃あまりよい評価をいただいていないのでもしやと思ったが大事に至らず安心した。

・ 07.03(SAT) 満月の夜  

  ひさしぶりに□□□に夜の観察に行ってみた。1羽は樹洞のすぐ横の枝に、もう1羽は少し離れた高い枝に止まっているのがシルエットで確認できた。雌は自分で餌を捕るんだろうか、夜は巣をけっこうあけているようだ。たまに飛び立っては枝に戻るという動作の繰り返しで近づいてもあまり警戒している様子はない、孵化したかどうかの判断はまだつかない。右の画像は05.03と同じ位置に止まるアオバ、デジスコ+ス−パ−ライトで撮ってみたがピントが甘かったのとシャッタ−スピ−ドが1秒ということでこのサイズがギリギリというところ。ライトを1mほど離したら赤目はなくなった。ちょっと赤みがかかりきれいな満月、残念ながら背景には位置的に無理だった。セミが鳴き始めたし、ボチボチなんだろうな〜。


・ 06.27(SUN) 忍耐

  昨日の夜、風呂上がりの夕涼みに庭先に出るとアオバの声が聞こえてきた、今まで気が付かなかったがきっと私がアオバを探すきっかけになったご近所のSさんの家の裏庭にあるケヤキの木に今年も来ているんだろう。まだ夜の観察には行っていないのではっきりしたことは言えないが時期的にはそろそろ孵化し、7月になればぼちぼち餌運びが始まる。
  □□□のハシクロ君は相変わらず日中辛抱強く樹洞横の枝に止まりっきりでいる、探すまでは大変だが見つけてしまえばこれほどデジスコで撮影しやすい野鳥もいない、風も吹かないしいつも同じ様なポーズで申し訳ないがアオバがじっとしている以上はこちらも待つしかない。それにしても辛抱強い、 この忍耐、若者は見習うベシ!


・ 06.20(SUN)  Yellow Eyes

  台風6号が来るという夏のように蒸して暑い日曜日の午後、私はグデグデしていたがアオバの雌は暑くないのだろうか、チョット様子を見るだけのつもりだった□□□のアオバがこれ以上は無理というほど大きく目をひらいてみせてくれたのでついデジスコってしまった。ついでに□□□のイケメン君にも会ってきた。
 

□□□のアオバ、これからはハシクロ君と呼ぼう

こちらのイケメン君はかなり有名らしい

・ 06.13(SUN) 情報 

  □□□のフクロウをOさんと観察していたとき、Oさんの知り合いの野鳥の会の方がみえて、話の中で昨年市内にある橋の近くの□□でアオバをみたといったのを私は聞き逃さなかった、今日やっと確認にいってみた。はっきりとした場所は聞かなかったので□□を探すのは大変だったが、着いてすぐ使いそうな樹洞のある木、近くの葉の混んだ辺りを探すとアオバは簡単に見つかった。四方を住宅に囲まれた□□でかなりの都会派、見た目もイケメン。その後、地元の新聞にも載ってしまったのであまり気は進まなかったが□□のフクロウを確認にいってみた、フクロウの章では登場する機会がなかったので2羽巣立ったうちの片方、お寺のフクロウらしく松の木にとまる雛を載せておく。いまだに携帯も持ったことのない私の鳥情報とはこんなもんだが、出たといって走り回るよりも私には性にあっている様な気がする。
 

□□□のイケメン君は明るい場所にいてくれた

松の木にフクロウは似合うのかな

・ 06.12(SAT) 定位置に立つ

 □□□のアオバが定位置に着いた、昨年と全く同じ枝に止まっている、ただし今年の冬に樹洞の少し下で二股に別れているもう一方の太い幹が切られてしまい木に勢いがなく葉の具合はかなり薄くなり、そのぶんだけ姿は余計に目立つ。この木の下にいって見上げるとアオバはまだ私に慣れていないせいか鋭い目つきでにらむ、アップで見るとあまり良い目つきとは言えないが私はこの凄味のある目つきがらしくてたまらなく好きである。これから樹洞の中で雌が卵を抱き、雛が孵化して巣立つまでの約7週間、たぶん7月いっぱいくらいまで、何事もなければ雄のアオバは日中この枝に止まり見張りを続けるはずである。
 毎年同じ時期に数千Kmの海を渡って日本にやってきてこの□□のおそらく今年も同じ木の樹洞で子育てをするだろう、すくなくとも雌雄のどちらか片方は昨年と同じ個体としか考えようがないが、それにしてもなぜこの木が分かるのか、鳥の渡りは不思議でならない。


・ 06.06(SUN) 捜索は続く

  □□□、車から降りていつもの枝を見上げると絶好な位置に雌雄2羽が仲良く並んで止まっていた、双眼鏡で見ると黄色いリングのある4つの瞳がこちらを鋭くにらんでいた、というような幸運はなかなかない。いくら探しても日中の止まり木は未だ分からない、□□□の先週の枝は定位置ではなかった、こちらも行方不明、アオバはきっと高い木の枝に止まり葉の隙間から私の行動を見ているだろう。雌が樹洞に入るまで今しばらくの辛抱か、ということでしかたなく久しぶり、フクロウ兄弟に代理で登場してもらった、ヤッパかわゆ〜い。
 

2羽は寄り添って仲良く、もう1羽は少し離れて止まっていた、久しぶりに3羽とも確認、親の居所は不明


・ 05.30(SUN) 青葉の中のアオバ

 フクロウは高い枝に登って葉の中にいるらしくて簡単には姿を見せてくれない、替わって登場してくれたのがコチラ、夜フクロウを観察していたときミャ−ミャ−と猫のような声で鳴く雄のフクロウに追いかけられていたのはどうもこのアオバらしい。佐久間孝夫氏のアオバズク物語を見ると今はちょうど交尾の時期になる、今年はショッパナ雄雌2羽が並んだところを狙っていたのだがそれほど甘くはなかった、もう1羽は見あたらない、まだ樹洞には入っていないと思うのだが。先日やっと昼間の居所を確認した□□□のアオバ、機嫌が悪かったらしく目の合った瞬間に飛ばれてしまった 、こちらはまったく反応がなくて居眠りばかりしている。出遅れてしまったが青葉の中のアオバは1年ぶり、今年度はじめて、デジスコ初なのでついうれしくてチョット大きめの画像を載せてしまった。


・ 05.22(SAT) 写った!

  □□□、日中に何度か足を運んでみたが居所がまるでつかめない、心配になり夜になっての様子見。着いて早々昨年使った樹洞のすぐ下にある枝に止まった。スコ−プでシルエットが確認できたのでダメ元でデジカメを取り出し取り付け、液晶はまるで見えないがISO400に上げシャッタ−をきると左の画像、ついでにス−パ−ライトを使ってみるとなんと右の画像のように写ってしまった。距離約15mでSS1秒、乱暴な撮影をしてしまったがコレ案外いけるかも…。


なにもいないようですがよく見るといます


赤目とピンがもう少しなんとかなればよいのだが


・ 05.03(MON) アオバ確認

 四月の下旬、市内にある□□にフクロウの確認にいったとき、少し離れた場所からホ−ホ−という澄んだ高い鳴き声が聞こえてきた、もうアオバがやって来ている。帰りに昨年観察をさせてもらった□□□に寄ってみたが闇の中を一瞬何かが飛んだようにも見えたような、見えなかったような、時間がなかったのでそれ以上の確認ができなかった。今日、□□□の帰りにちょっとだけ様子見、30分ほどは何も起こらなかった、まだかなと思っていると1羽が姿を現し昨年と全く同じ枝に止まった、虫が少ないのか盛んにあたりの様子を伺いたまに飛び立っては餌を捕まえていた。その後、少し離れた場所に行きホ−ホ−ホ− … と連続して鳴きだした、10分ほどして違う方向からホ−ホ−と2音の鳴き声、雌雄の区別はつかないが番でやって来ている。これで今年も一安心。